目次
	まえがき(志村圭志郎)
第一章 山口彦次郎ならびに本居大平の関係・交流について
      ―彦次郎関連文書の解読に寄せて(前納弘武)
     一 文書のこと
     二 彦次郎生涯のこと(その1)
     三 田丸屋相続のこと(その1)
     四 彦次郎生涯のこと(その2)
     五 彦次郎生涯のこと(その3)
     六 田丸屋相続のこと(その2)
     七 彦次郎生涯のこと(その4)
     八 彦次郎その後のこと
第二章 『大寶永』(文化十二年)
第三章 山口彦次郎宛書簡三通
     Ⅰ 彦次郎宛本居清島書簡(文政元年)
     Ⅱ 某御兄様宛某妹ゟ書簡(某年)
     Ⅲ 彦次郎宛本居大平書簡(文政五年)
第四章 法隆寺に参る
    (前篇)『法隆寺参詣 道草噺』(文政四年)
    (後篇)『法隆寺開帳道草噺 全』(文政四年)
      此書ハ大坂ゟなら迄の事具ニ記し、帰り道ニハ
      信貴山越の道の紀ヲ記ス甚面白キ書なり
第五章 『久〻知参詣僻凝戯』(文政四年)
      此書久ヾ知妙見参りへ道草を委クしるし
      道中膝栗毛ニにせて、所〻ニ、狂歌ヲ入ル
第六章 『伊勢参宮適之家父入 全』(文政四年)
      此書ハ大坂を立出しゟ旧所名所宿ク名幷ニ山川ニ
      至ル迄其道行ヲつヾき文句ニしてくわしく是を記ス
第七章 『二度目中休道中記 全』(文政四年)
      此書ハ名所旧跡幷道法其日〱の言ヲ具ニ記し、
      當テずつほうニ所〱の狂歌ヲ加ル
第八章 『住吉四季詠膝摺戯 全』(文政七年)
      此書ハ道ゝてんご口ヲゆい或ハほたへし事ヲ委細
      ニ証し弥次郎兵衛北八ニにせて所ニ狂歌ヲ加ル
あとがき(前納弘武)