No.25
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本学に赴任して8年になります。大妻女子大学は大規模な総合大学ではありませんが、文系・理系に幅広い領域で教育・研究を担い、熱心に研究に取り組む方が多いと感じています。人間生活文化研究所は、本学の研究強化や発信の拠点として、競争的外部資金獲得の支援や、電子書籍Otsuma eBookやOn-line Journalの発行をし、2025年には人間生活文化学会を立ち上げ、若手研究者の育成や学術交流を推進しています。毎年数回開催される「科研塾」に出席すると、申請書作成のポイントや評価方法の解説を受けられます。新たな課題に取り組もうとする若手研究者の申請を支援したり、慣れたつもりでいる私のような高齢者にも参考になったりと、お世話になっています。 近年の科学研究費補助金の採択状況を、医学や理工系が充実している大規模大学と比べるのは難しいところですが、全国に約800ある大学の中で、本学は220位台のようです。中規模私学として健闘をしているように思います。 若手の研究員も多く在籍し、本学での研究成果は各種学会誌や本学のOn-line Journalで発信されています。研究所を拠点にアジアをはじめ多くの外国研究者との研究交流も盛んに行われているようです。 近年では、大学の特性に応じた機能と役割が求められています。2025年2月の中教審答申「我が国の『知の総和』向上の未来像~高等教育システムの再構築に向けて~」では、特に地域社会や産業界との共同研究や人材養成の連携強化が求められるようになりました。都市機能の集積地に立地する本学としても、その利点を生かした企業との共同研究が求められていると思います。千代田区や多摩地域、あるいは都庁の地域振興や住民コミュニティーの強化とも連携した「知の総和」の形成に貢献することが期待されています。地域や産業界のニーズを本学教員向けに発信し、研究シーズとのマッチングをさらに推進するのも、研究所に求められるだろうと思います。
大妻女子大学社会情報学部 学部長
山崎 志郎
人間生活文化研究所「特別研究員」の紹介
CONTENTS
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巻頭言
特別研究員紹介
科研費
競争的外部資金の獲得支援事業
学会
研究助成事業
共同研究プロジェクト
研究員研究助成
大学院生研究助成(A)(B)
Otsuma eBook
オンラインジャーナル
賛助会員
お知らせ
本学に赴任して8年になります。大妻女子大学は大規模な総合大学ではありませんが、文系・理系に幅広い領域で教育・研究を担い、熱心に研究に取り組む方が多いと感じています。人間生活文化研究所は、本学の研究強化や発信の拠点として、競争的外部資金獲得の支援や、電子書籍Otsuma eBookやOn-line Journalの発行をし、2025年には人間生活文化学会を立ち上げ、若手研究者の育成や学術交流を推進しています。毎年数回開催される「科研塾」に出席すると、申請書作成のポイントや評価方法の解説を受けられます。新たな課題に取り組もうとする若手研究者の申請を支援したり、慣れたつもりでいる私のような高齢者にも参考になったりと、お世話になっています。
近年の科学研究費補助金の採択状況を、医学や理工系が充実している大規模大学と比べるのは難しいところですが、全国に約800ある大学の中で、本学は220位台のようです。中規模私学として健闘をしているように思います。
若手の研究員も多く在籍し、本学での研究成果は各種学会誌や本学のOn-line Journalで発信されています。研究所を拠点にアジアをはじめ多くの外国研究者との研究交流も盛んに行われているようです。
近年では、大学の特性に応じた機能と役割が求められています。2025年2月の中教審答申「我が国の『知の総和』向上の未来像~高等教育システムの再構築に向けて~」では、特に地域社会や産業界との共同研究や人材養成の連携強化が求められるようになりました。都市機能の集積地に立地する本学としても、その利点を生かした企業との共同研究が求められていると思います。千代田区や多摩地域、あるいは都庁の地域振興や住民コミュニティーの強化とも連携した「知の総和」の形成に貢献することが期待されています。地域や産業界のニーズを本学教員向けに発信し、研究シーズとのマッチングをさらに推進するのも、研究所に求められるだろうと思います。