令和5年度(2023)「第1回 科研塾」を開催しました

2023/04/20

 

 

 

令和545日、人間生活文化研究所は、令和6年度科学研究費助成事業の公募に向けて、学内教職員の方々を対象に、ウェビナーを開催しました。

 はじめに、講師の山倉所長より、科研費申請の必要性として、科研費で研究PDCAサイクルを回すことで、研究者として成長を促し、計画的に研究水準を維持していくことになる、との話がありました。

 

 そして、そのPDCAを持続していくための研究支援活動として、人間生活文化研究所の事業についての説明がありました。

➀科研費をはじめとする外部競争的資金の獲得に繋げるべく、人間生活文化研究所が中心となって大学内で行う、4つの競争的研究費プロジェクト『戦略的個人研究費、学内共同研究プロジェクト、大学院生研究助成、研究員研究助成』

これらのプロジェクトの募集、審査、採択を行い、その研究成果報告をオンラインジャーナル『人間生活文化研究』(International Journal of Human Culture Studies)に掲載。

②科研費獲得のための研修会「科研塾」を4月、5月、6月、7月に開催。個人相談、申請書の添削指導などは随時行っている。

③電子書籍『Otsuma eBook』により教員などの出版を支援。

 『人間生活文化研究所ニューズレター』のオンライン公開。研究所の各種事業に関する情報の他、研究に役立つ情報を掲載。

 

 後半は、科研費申請・獲得に向けて心得てほしいポイントの解説がありました。

申請にあたり重要なこととして、「はじめの文章は大事」「専門家だけではなく、周辺領域の人にも分かる申請書をこころがける」「どの分野に申請するかは非常に重要」といったことを挙げ、

とにかく申請しなければ科研費の獲得はできないので、是非挑戦してください、との応援のことばがありました。

 

そして、令和6年度科研費申請の公募スケジュールが昨年より3週間前倒しとなっているため、早い段階でリサーチマップを整備し、十分時間をかけるように、と結びました。

 

なお、本科研塾の様子は学内オンデマンドにて期間限定で配信予定です。応募に向けて何回も見返すことができます。当日参加がかなわなかった方も是非ご活用ください。

 

参加者事後アンケートを実施しています。当研究所では、今後さらに参加者にとって有益な情報を提供すべく、研究支援室と連携を取りながら積極的に支援していきます。

 

※次回科研塾(5/10)では、科研費を獲得されている2名の本学教員を講師にお迎えして開催する予定です。

■お知らせ:令和5年度(2023)『科研塾』の開催日程
第2回 5月10日(水)16時30分より
第3回 6月  7日(水)16時30分より
第4回 7月  日時未定 ※開催日時確定後、研究所HPと一斉メールにてお知らせします。

【開催場所等の詳細について】
Zoomを使用してのウェビナーになります。
申し込みいただいた方には、後日、専用URLとミーティングID・パスコードをお送りいたします。
 
詳細につきましては研究所ホームページ「科研塾」ページ をご覧ください。
学内関係者の方々のご参加をお待ちしております。

 
*人間生活文化研究所では、申請内容に関する相談や、専門家による申請書類の添削を随時受け付けています。是非ご利用ください。
 
問い合わせ先▼
人間生活文化研究所事務室
MAIL: info@o-ihcs.com