令和6年度(2024)「第1回 科研塾」を開催しました

令和6年4月3日、人間生活文化研究所は、令和7年度科学研究費助成事業の公募に向けて、学内教職員の方々を対象に、ウェビナーを開催しました。
講師の田中所長より、「研究支援と人間生活文化研究所」と題し、まずは科研費申請の必要性として、科研費で研究PDCAサイクルを回すことで、研究者として成長を促し、計画的に研究水準を維持していくことになる、との話がありました。
そして、そのPDCAを持続していくための研究支援活動として、人間生活文化研究所が行っている事業についての説明がありました。
➀科研費をはじめとする外部競争的資金の獲得に繋げるべく、人間生活文化研究所が中心となって大学内で行う、4つの競争的研究費プロジェクト『戦略的個人研究費、学内共同研究プロジェクト、大学院生研究助成、研究員研究助成』
②科研費獲得のための研修会「科研塾」を4月、5月、6月、7月に開催。個人相談、申請書の添削指導などは随時行っている。
③オンラインジャーナル『人間生活文化研究』(International Journal of Human Culture Studies)では、学内競争的資金による研究成果のほか「人間の生活と文化」に関わる投稿を随時受け付け、掲載。
④電子書籍『Otsuma eBook』により教員などの出版を支援。
⑤『人間生活文化研究所ニューズレター』のオンライン公開。研究所の各種事業に関する情報の他、研究に役立つ情報を掲載。
後半は、科研費申請・獲得に向けて心得てほしいポイントの解説がありました。申請にあたり重要なこととして、「募集要項を熟読する」「指示に対応した書き方をする」「じっくりと時間をかけて取り組む」「第三者に読んでもらい意見をもらう」などを挙げ、ぜひ科研費申請に挑戦してほしいと結びました。
なお、本科研塾の様子は学内オンデマンドにて期間限定で配信予定です。応募に向けて何回も見返すことができます。当日参加がかなわなかった方も是非ご活用ください。
参加者事後アンケートを実施しています。当研究所では、今後さらに参加者にとって有益な情報を提供すべく、研究支援室と連携を取りながら積極的に支援していきます。
※次回科研塾(5/8)では、科研費を獲得されている2名の本学教員を講師にお迎えし、「科研費獲得のコツ」をテーマに開催する予定です。
■お知らせ:令和6年度(2024)『科研塾』の開催日程
第2回 5月 8日(水)16時30分より
第3回 6月 5日(水)16時30分より
第4回 7月 日時未定
※開催日時確定後、研究所HPと一斉メールにてお知らせします。
【開催場所等の詳細について】
Zoomを使用してのウェビナーになります。
申し込みいただいた方には、後日、専用URLとミーティングID・パスコードをお送りいたします。
詳細につきましては研究所ホームページ「科研塾」ページをご覧ください。
学内関係者の方々のご参加をお待ちしております。
*人間生活文化研究所では、申請内容に関する相談や、専門家による申請書類の添削を随時受け付けています。是非ご利用ください。
問い合わせ先▼
人間生活文化研究所事務室
MAIL: info@o-ihcs.com