令和7年度(2025)「第1回 科研塾」を開催しました
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令和7年4月9日、人間生活文化研究所は、令和8年度科学研究費助成事業の公募に向けて、学内教職員の方々を対象に、ウェビナーを開催しました。
講師の田中所長より、「研究支援と人間生活文化研究所」と題し、前半は人間生活文化研究所の研究支援活動について、後半は科研費申請・獲得に向けてのポイントについて解説がありました。
大妻学院中期計画 学院の使命の一つに掲げられているが「教育と研究は両輪」。その研究をサポートすべく、研究所が実施する以下の研究支援活動について詳しい説明がありました。
➀4つの競争的研究費プロジェクト『戦略的個人研究費、学内共同研究プロジェクト、大学院生研究助成、研究員研究助成』
②科研費獲得のための研修会「科研塾」(4月、5月、7月開催)。個人相談、申請書の添削指導などは随時行っている。
③オンラインジャーナル『人間生活文化研究』では、学内競争的資金による研究成果のほか「人間の生活と文化」に関わる投稿を随時受け付け、掲載。
④電子書籍『Otsuma eBook』により教員などの出版を支援。
⑤『人間生活文化研究所ニューズレター』のオンライン公開。研究所の各種事業に関する情報の他、研究に役立つ情報を掲載。
競争的研究費プロジェクトの『戦略的個人研究費』については、科研費申請を見据えたホップステップとして捉えていただき、その研究成果を掲載するオンラインジャーナル『人間生活文化研究』も、
是非研究活動に役立てて頂きたいとのお話がありました。
後半は科研費申請・獲得に向けて心得てほしいポイントと、申請にあたって重要なこととして主に以下を挙げ、申請分野を工夫するなどして、何度でも科研費申請に挑戦してほしいと結びました。
<心得てほしいポイント>
募集要項を熟読
じっくりと時間をかけて取り組む
第3者に読んでもらう
<申請にあたって重要なこと>
始めの文章は大事
専門家だけでなく周辺領域の人にもわかる申請を心がける
どの分野に申請するかが重要
なお、本科研塾の様子は学内オンデマンドにて期間限定で配信予定です。応募に向けて何回も見返すことができます。当日参加がかなわなかった方も是非ご活用ください。
参加者事後アンケートを実施しています。当研究所では、今後さらに参加者にとって有益な情報を提供すべく、研究支援室と連携を取りながら積極的に支援していきます。
【第1回科研塾参加者事後アンケート 回答】
●(質問) 1.戦略的個人研究費、共同プロジェクトなどの学内の傾斜配分予算に関して、科研費獲得のためと紹介されていましたが、すでに科研費を獲得している場合は応募することはできないのでしょうか?
⇒ ご応募いただけます。
2.科研費に通った審査書例などを見せていただきたいです。
⇒ 本学ホームページ⇒『研究』⇒『研究活動支援』⇒『学内者向け』より、アクセスしてください。
※詳しくは研究支援室にお問い合わせください。
●その他、頂きましたご質問につきましては、昨年開催した科研塾 見逃し配信をご参考になさってください。見逃し配信の公開については学内一斉メールにてお知らせしています。
■お知らせ:令和7年度(2025)『科研塾』の開催日程
第2回 5月7日(水)16時30分より
テーマ:「AIの上手な利用法」
講 師:久保陽介先生(一般社団法人先端科学技術研究支援協会 理事長)
『研究計画調書チェック時のAI支援』
第3回 7月 日時未定
※開催日時確定後、研究所HPと一斉メールにてお知らせします。
【開催場所等の詳細について】
Zoomを使用してのウェビナーになります。
申し込みいただいた方には、後日、専用URLとミーティングID・パスコードをお送りいたします。
詳細につきましては研究所ホームページ「科研塾」ページをご覧ください。
学内関係者の方々のご参加をお待ちしております。
*人間生活文化研究所では、申請内容に関する相談や、専門家による申請書類の添削を随時受け付けています。是非ご利用ください。
問い合わせ先▼
人間生活文化研究所事務室
MAIL: info@o-ihcs.com