令和5年度(2023)「第4回 科研塾」を開催しました

今年度最後となります第4回科研塾(科研費申請講座)が7月21日(金)に開催されました。今回は「直前講座:計画調書のチェックポイント」をテーマに据え、久保陽介先生(一般社団法人先端科学技術研究支援協会 理事長)、下田敦子先生(人間生活文化研究所 准教授)より、オンラインでご講演いただきました。
前半は、久保陽介先生より「計画調書チェック -過去の事例-」と題し、添削実例を元に具体的に解説されました。その研究を通じて何を・どのように・どこまで明らかにするのか、「解りやすさ・読みやすさ・見やすさ」を意識して作成することが大事である、とお話されました。
後半は、下田敦子先生より「研究計画調書のチェックポイント10項」と題し、講演いただきました。科研費申請は、数年に一度開催されるオリンピックと同じであるとし、スポーツ選手と同様に、己と向き合い最大の力を発揮するためには、分析(材料の棚卸)や計画(ロードマップ作成)などを行うことで、作業の効率化も図れることをお話されました。
最後に山倉所長から、講師のお二人へのお礼のことばがあり閉会となりました。
今後も、人間生活文化研究所と研究支援室では、科研塾開催の他、個別相談や申請書の事前チェックなど、本学の研究者の科研費獲得を積極的に支援していきます。
なお、本科研塾の様子は学内オンデマンドにて期間限定で配信予定です。応募に向けて何回も見返すことができます。当日参加がかなわなかった方も是非ご活用ください。
参加者事後アンケートを実施しています。当研究所では、今後さらに参加者にとって有益な情報を提供すべく、研究支援室と連携を取りながら積極的に支援していきます。
※来年度も、先生方の科研費獲得の支援を目的として科研塾を開催する予定です。
詳細につきましては、開催通知にてあらためてご案内いたします。また、研究所ホームページ内の「科研塾」ページをご覧ください。
*人間生活文化研究所では、申請内容に関する相談や、専門家による申請書類の添削を随時受け付けています。是非ご利用ください。
問い合わせ先▼
人間生活文化研究所事務室
MAIL: info@o-ihcs.com