科研費その他
競争的外部資金の獲得支援事業

競争的外部資金の獲得支援事業「科研塾」の開催

■5月10日(水)に第2回科研塾が開催されました。

テーマ:「どうしたら科学研究費を獲得できるのか」

    「科研費の申請において工夫した点」赤澤真理先生(家政学部)

    「研究費をつけたいと思ってもらうために」宮﨑美智子先生(社会情報学部)

 

 

 

 4月に続いて、2回目の科研塾 (科研費申請講座)が5月10日に開催されました。今回は「どうしたら科学研究費を獲得できるのか」をテーマに、令和5年度科学研究費助成事業、新規採択者の家政学部の赤澤真理先生(基盤研究(C))、社会情報学部の宮﨑美智子先生(基盤研究(B))より、オンラインでご講演をいただきました。

 

 前半は、講師の赤澤真理先生(家政学部)より「科研費の申請において工夫した点」と題して、申請書は内容が端的に題名からわかるようにすることが大切だとし、文章についても具体的に明確であるために、執筆をする前にチャートを作って整理するなどの工夫をお話されました。

 後半は、講師の宮﨑美智子先生(社会情報学部)より「研究費をつけたいと思ってもらうために」と題して、テーマ選びにおいて誰もやっていないニッチをみつけることもポイントだとし、申請書については読み手の思考を止めないように、初見の人がどれだけ理解できるのかを意識しているとお話されました。

 最後に山倉所長から、お二人の講師の研究テーマが「建築工学と伝統文化」「古典と技術」という一見相反するが実は掛け算となり、新鮮さ・新しさを持つことになっているのではないかと考えられ、申請において何故これを問題にしたのか(テーマ)を選ぶことは大事であると結びました。

 

 今後も、人間生活文化研究所と研究支援室では、科研塾開催の他、個別相談や申請書の事前チェックなど、本学の研究者の科研費獲得を積極的に支援していきます。

 

■本科研塾の様子は学内オンデマンドにて9月30日まで配信しています。応募に向けて何回も見返すことができます。当日参加がかなわなかった方も是非ご活用ください。

 

■人間生活文化研究所では、申請内容に関する相談や、専門家による申請書類の添削を随時受け付けています。是非ご利用ください。

 

問い合わせ先▶人間生活文化研究所事務室

MAIL: info@o-ihcs.com

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